LSDは必要ないか?ランニングに効果的か?
多くの市民ランナーが得意としている好きな
トレーニングの代表格といったら、
LSDではないかと思います。
LSDとは、ロング・スロー・ディスタンスの略です。
その名の通り、長い時間、ゆっくりと、長距離を走る
トレーニングです。
LSDと言っても、時間、ペースには個人差がありますが、
一般的にLSDと言われている(思われている)LSDの定義は、↓
1.走り続ける時間が2~3時間以上、
2.ペースは普段のジョギングより遅い
3.最後までゆっくりそのままのペースで
以上ではないかと思います。
LSDは、比較的心地の良いペースで、最後まで楽しんで
走り終えることが出来ます。
(速く走りたい時は、ゆっくりがまんも難しいですが・・・)
ゆっくり走り続けると、身体の毛細血管末端までが
活性化して、体脂肪をエネルギー源にする
能力が高まる効果があります。
体脂肪を代謝する能力が高まることは、
マラソンにプラスになります。 🙂
そんな訳で、LSDは必要で効果的なトレーニング方法
ですが・・・、
一度に長い練習時間が必要というデメリットもあります。
また、基本的にゆっくりペースなので、スピードが遅く、
LSDばかりやっていては・・・、
身体が速い動きを覚えることが出来ません。
ハーフマラソン位迄の距離をメインに、スピード重視で
走りたい方にとっては、不向きかもしれない練習です。
あえてLSDをやる必要もないかと思われます。
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LSDが必要な人は?
ランニング初心者の方には、LSDは効果的
なのでおススメします。
また、スピード練習は得意でも故障が多い方や、
ブランク後にランニングを復活する場合なども、
LSDが必要だと思います。
初心者の場合、いきなり長い時間のLSDを
無理してやらない方が良いです。
最初は短い時間、ゆっくり走るトレーニングを
継続して、徐々に距離を伸ばしましょう。
短い時間のLSDから、2時間位のLSDが出来るように
なる頃には、かなりの効果を感じるはずです。
なんとなくですが、LSDで効果が高いと感じるのは、
月間走行距離が150kmに満たない時期です。
↓LSDで参考になる動画がみつかりました。↓
↓(YouTubeで日刊スポーツさんのアップした動画です)↓
ある程度、コンスタントに走り続けている方の場合は、
あえて長時間のLSDは必須でないと思います。
例えば、毎月300km以上をコンスタントに
走っている市民ランナーの場合、
コツコツと練習を継続しているので、体脂肪を
燃焼する能力は高まっています。
時間をかけてLSDをやるよりも、15km、20km、
位の距離をある程度速いスピードで走り、
前後にアップとダウンで距離を伸ばす練習の方が
効果的です。
LSDよりも重要なのは、疲労抜きを目的とした
ゆっくりジョギングをタイミングよく実践することです。
ポイント練習と疲労抜きジョギングを上手く組み合わせて
バランス良く練習を継続することです。
ウルトラマラソンなど、フルマラソンより長距離
レースを目指すのであれば、長時間のLSDは
定期的に必要だと思いますが、
フルマラソンで無難にサブスリーを狙う位
までのレベルであれば、日頃の練習の質とバランスに
ポイントを置くべきでしょう。
LSDは確かに効果的なトレーニング方法ですし、
初心者の段階や、まだ練習量が少ない段階では
必要だと思います。
また、気分転換ですとか、年間スケジュールの中で、
これから目標に向けてワンランクアップしたい時の
最初のステップとして、長時間LSDが有効な時もあります。
ですが、日頃からある程度の練習量をこなして、リズムよく
継続出来ているのであれば、
無理してやる必要はないと思います。
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