今年の富士登山競争は世界遺産登録記念大会!?
2013年に入り、富士山が世界遺産に登録される見通しだと、ニュースなどで話題になることが多くなりましたね。
7月26日に、僕は2年ぶりに第66回富士登山競争大会に出場するのですが、富士山が世界遺産に登録される年に富士山に登れたら、ラッキーだと思っていました。
先日、富士登山競争大会実行員会様より、富士登山競争大会出場者向けの書類、ゼッケン、参加賞などがドッサリと届きました。
今回は参加賞として珍しいバックが送られてきました。タウンアクティブ2wayリュックトートという商品名で、トートバックとリュックを兼ねたものです。このバックには、なんと!富士山世界文化遺産登録記念大会と明記されています。
この参加賞が届いた2013年の6月18日現在は、まだ富士山が正式に世界遺産に登録されたとの報道を聴いていませんが・・・。確か、6月末にカンボジアで開かれるユネスコの世界遺産委員会で、富士山が世界遺産に登録されるかどうかが正式に決定されるとのことでした。
富士登山競争大会実行委員会の皆様の気が早いのか?とも思いましたが・・・、もう富士山が世界遺産に登録されることは確実らしいですね。
ただ、世界遺産といっても種類があります。世界遺産には、自然遺産と、文化遺産、複合遺産、危機遺産、の4種類があります。
今回、富士山は世界文化遺産として登録される予定です。
平成18年の11月、「富士山」を世界遺産暫定リストへ追加するよう、国に提案があった時から6年半程の歳月を経て、ようやく世界文化遺産として登録される見通しです。
富士山は平成6年にも、世界自然遺産として登録の申請がありましたが、既登録地との比較や、成層火山であること、利用され過ぎて本来の自然が残っていない、ゴミ・し尿処理などの問題を理由に、自然遺産登録が不適切となりました。
結局、富士山は日本文化の象徴として、世界文化遺産に登録されるそうです。
自然遺産であろうが、文化遺産であろうが、世界遺産として登録されることになると、確実に富士山への関心が高まり、登山客も増えそうです。
となると、富士登山競争大会当日は、登山競争に励む3000人以上ものランナーと登山客で相当登山道が混雑しそうです。なんとか前半から頑張って、それなりの順位を確保しておかないと、後半が厳しそな予感がします。
個人的な偏見に過ぎませんが、こういったネガティブな部分は、富士山世界文化遺産登録の副作用?かもしれませんね。
それと、毎回富士登山競争に出場して思うのですが、やはり・・・。
ゴミ・し尿処理の問題は、常に世界文化遺産にふさわしい状態にするべきだと思います。
世界遺産に登録された後の方が大事だと思います!
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