2013.9.29.ベルリン・マラソンで、ベテランランナーの
ウィルソン・キプサング(31)選手=ケニア=が、
2時間3分23秒で優勝!
世界記録を15秒更新しましたね。\(^^@)/
優勝賞金や記録ボーナスとして、
12万ユーロ(約1596万円)を獲得したそうです。
それにしても世界記録は凄いペースです!
1kmの平均タイムが約2分55秒44のペースです。
5000mだと14分37秒台
10000mだと29分14秒台
100mだと約17.54秒程のスピードになります。
このペースって、健康で普通の成人男性が100mを
ほぼ全力走!じゃないですか?
5000や10000のタイムでも、実業団の駅伝選手が
精一杯走るタイムと遜色ないレベルでは!?
個人的に、もっと凄いと思うのは
今回、最初の1kmを2分43秒で入る
超ハイペースだったということです。
その後、ペースが一旦落ちたとはいえ、
35km過ぎにスパートを仕掛け、
40kmまでの5kmを14分36秒でカバー。
更にラストスパートをかけています!
更に驚くのは、今回は風が強く吹いた場面もあり、
ウィルソン・キプサングは「まだまだ記録は更新できる」
と再度の世界記録樹立に自信を見せていることです。
世界のレベルは、予想以上に進歩していて、
考えられないスケールですね・・・。(゚o゚;;
僅かながらでも、近づきたいものですが・・・(^_^;)
今から22年ほど前、僕が初めてマラソンを走った
1992年当時は、まだ世界記録が2時間6分50秒でした。
1km3分平均で走れば世界記録更新と言われた時代でした。
1991年9月当時のマラソン世界歴代ランキングは↓
エチオピアのべライン・デンシモ選手が唯一の2時間6分台で、
ジュマ・イカンガー選手の2時間8分1秒が10位でした。
当時は日本人が!歴代一桁に3人もいました!
5位に児玉奏介さん(2時間7分35秒)、
7位に谷口浩美さん(2時間7分40秒)、
9位に伊藤国光さん(2時間7分57秒)、
マラソン王国日本の時代でした。
しかし、
その後22年程の間にマラソン世界記録は高速化し、
トップは3分27秒も速くなっています!
当時のトップよりも、軽く1km以上差を広げてゴール
しているタイムになります。(゚д゚)
2013年9月30日の時点では、世界歴代10位の
記録でも2時間4分38秒です。(・□・;)
因みに、人類の夢とも言われている
フルマラソンで2時間を切るには、
1km2分50秒63平均で走らなければならず
(1万mを28分26秒平均)、
当分の間は厳しいという見方が強いみたいでですね。
確かに、ここから3分24秒の壁は、
ベルリンの壁より厚そうですね…。
しかし、いずれこれを破る超新人類が現れるかもしれません。(゚o゚;;
ベルリンマラソンコースで世界記録続出
ベルリンマラソンは、世界で最も好記録を出しやすいコース
だと、歴代の世界記録が証明していますね。
男子マラソンにおいては、世界歴代1位から6位まで
の記録をベルリンマラソンが独占しています。↓
ベルリンマラソンで好記録が生まれる理由は、
ランナーに最適な気象条件、
高低差(約20m)の少ないフラットな周回コース、
沿道のエキサイティングな声援(*゚▽゚*)
ベルリン大聖堂などの観光名所が多くて美しいコース
といった好条件が揃っているからではないでしょうか。
加えて、ベルリンの壁崩壊のジンクスで?
世界記録の壁を超える不思議なパワースポット
かもしれませんね。(^O^)
毎年9月の最終週末にドイツのベルリンで開催される大会で、
毎年約4万人のランナーが参加します。(時間制限6時間15分)
ベルリンマラソンツアーもあるので、僕も元気良く走れるうちに、
是非一度は参加してみたい大会です!(^-^)
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