筋肉を温める目的と冷やす目的
ウォーミングアップは、激しく動けるように身体の準備をすることが目的です。徐々に血流を良くして、筋肉を温め、身体を柔らかくしていきましょう。
冬場の寒い時期などは、特に身体が硬くなっている為、入念にウォーミングアップをしてからトップスピードの練習に移行しましょう。
ウォーミングアップを疎かすることは大変危険です。安静時に、いきなりダッシュを繰り返すなどしたら、ケガをしたり体調不良に陥ります。ウォーミングアップは、慎重に丁寧に実践しましょう。
身体を酷使する強度の高い練習をした後は、必ずクールダウンを実施しましょう。通常でもトレーニング後は、クールダウンが必要です。
クールダウンの目的は、運動時に発生する疲労物質の乳酸の除去を促進することです。疲労回復を早める意味でも重要です。トレーニングによって熱くなっている全身の熱を徐々に冷まし、安静時に近づけていきましょう。
クールダウンはだいたい10分~15分も出来れば十分です。ゆるやかなペースのジョギングやウォーキングを実施すると良いでしょう。やり過ぎないことがポイントです。
また、特に激しい動きをした後はアイシングが有効です。激しい動きで筋肉が熱を持つと、身体はエネルギーを消費して熱を下げようとします。アイシングを施すことで身体は無駄なエネルギーを使わず、疲労回復を早める効果があります。
怪我(捻挫や肉離れなど)の応急処置としても、アイシングは有効です。患部を冷やすことで新陳代謝が促進されて自然治癒力が高まるからです。
氷で患部を痛いくらい冷すと良いでしょう。15分位冷やすと効果的です。
怪我をしたら時間をおかずにすぐ冷やした方が効きます。怪我から何時間も経過していると効果が薄れてしまいます。逆に、怪我が回復してきている時などは、筋肉を温めることが基本です。
硬くなっている筋肉や、血液循環が悪くなりがちな寒い季節は、筋肉をマッサージして柔らかくして、温めることが基本です。 体温を冷やさないことを心がけましょう。
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