第70回目を迎えた「びわ湖毎日マラソン」が、今日(2015.3.15)
冷たくて強い雨の降りしきる悪条件下で開催されましたね。
コース途中の折り返し地点で、ペースメーカーを努めていた
二人のうちの一人のケニア人選手が折り返し地点を間違え、
そのまま直進する珍事が起きるなど、波乱の展開でした。(゚o゚;;
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第70回びわ湖毎日マラソンコース折り返し地点で!↓
しかしながら、流石はペースメーカー!コースを間違えたケニアの
選手は頑張って速度を上げ!22キロ地点付近で先頭に復帰して、
ペースメーカーの役割(定められた地点まで先頭を走ってタイムを
コントロールする)を果たしました。(^^)
第70回びわ湖毎日マラソン2015結果速報
優勝はサムエル・ドゥング(ケニア)で速報値2時間9分8秒。
日本人トップは、13年世界選手権代表で、ナショナルチーム
メンバーの前田和浩(33)=九電工=が2時間11分46秒で
4位に入りました。
以下上位20人↓
1位 サムエル・ドゥング 02:09:08
2位 ダニエル・メウッチ 02:11:10
3位 セルオド・バットオチル 02:11:18
4位 前田和浩 02:11:46
5位 野口拓也 02:12:29
6位 エリック・ディエマ 02:13:28
7位 バズ・ウォルク 02:13:32
8位 米沢類 02:14:13
9位 佐々木悟 02:14:27
10位 東野賢治 02:14:48
11位 黒木文太 02:15:18
12位 松尾良一 02:15:20
13位 五十嵐真悟 02:15:28
14位 佐藤佑輔 02:15:30
15位 清谷匠 02:15:31
16位 松宮祐行 02:15:40
17位 松宮隆行 02:15:41
18位 秋葉啓太 02:16:10
19位 森本卓司 02:16:22
20位 石川卓哉 02:16:30
今回のびわ湖毎日マラソンは、世界選手権代表選考会を
兼ねて行われましたが、冷たい雨の降りしきる悪条件下で
タイムは全体的に低調でしたね。
世界選手権の選考基準は、タイム以外にも優先する項目が
あるそうで、前田選手の2大会連続3度目の代表入りは有力
みたいですね。(日本人選手の代表枠は3人)
優勝したドゥング選手は、かつて愛知製鋼に所属していたことも
ある選手ですが、日本語でインタビューに答え、「本当の私の
ターゲットタイムは2時間6分。けど、今日は難しいね。雨強い
から。今日、みんな応援、ありがとうございました」とのコメント。
さすがのトップ選手でも、冷たくて強い雨のマラソンレースでは
タイムが出せずに苦戦した模様でした。
歴史ある琵琶湖マラソン!初期の頃の結果を見ると
びわ湖毎日マラソンは、今回で第70回目を迎えました。
国内で開催されているマラソン大会では、最も長い歴史が
あると言われています。
現在、びわ湖毎日マラソン大会への参加資格は大変厳しく
以下の条件を満たさなければなりません。
以下、フリー百科辞典ウィキペディアより引用↓
次の2項をいずれも満たす男子競技者
日本陸上競技連盟の登録競技者で、大会当日満19歳以上の者
大会当日より過去2年以内に、下記いずれかの公認記録を出した者
マラソン: 2時間30分以内
ハーフマラソン: 1時間10分以内
30km: 1時間40分以内
20km: 1時間5分以内
10000m: 31分以内
日本陸上競技連盟が推薦する者
参加料は一人5000円である。
↑引用ここまで。
フルマラソン2時間30分以内で走れるエリートランナー
しか出場できません!憧れますが・・・(^_^;)
現在は凄い基準が適用されている「びわ湖毎日マラソン」
ですが、以下に初期の頃の優勝記録を並べてみると・・・↓
第1回大会 1946/10/20 2時間44分57秒 古賀新三 (三井山野)
第2回大会 1947/05/18 2時間43分17秒 古賀新三
第3回大会 1948/05/09 2時間40分05秒 古賀新三
第4回大会 1949/05/08 2時間40分32秒 山田三郎 (岐阜青年)
第5回大会 1950/05/07 2時間37分25秒 野田義一 (坂出クラブ)
第6回大会 1951/05/06 2時間32分41秒 浅井正 (中京商業高校教員)
第7回大会 1952/05/04 2時間29分55秒4 内川義高 (三井山野)
第1回~第7回までは以上の結果でした。
なんと!第1回大会の優勝タイムは、2時間44分57秒という
タイムでした。
因みに僕のベストタイムは2時間44分00秒(筑波マラソン)
ですから、当時の僕だったら?優勝できたかもです。(^O^)
ありえませんが・・・(^_^;)(笑)
それから、現在の2時間30分以内という参加資格をクリア
出来るタイムでの優勝は、第7回大会が初めてでした。
ギリギリの2時間29分54秒4というタイムです。
そう考えると、現在のマラソンレースの高速化は、
凄い時代になっていますね!
しかしながら、当時は1952年です。
現在に比べるとマラソンを取り巻く全ての環境は、全く
比較にならない時代ですから・・・。
タイムだけでは比べることが出来ませんね!
マラソンの歴史を刻んでくださった大先輩には感謝しています。
逆に今から70年先は、普通の市民ランナーの平均
タイムがサブスリーになっているかもしれませんね。(^_^;)
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