フルマラソンをサブスリーで完走出来るランナーは、
フルマラソンを走ったことのある市民ランナーの中でも、
上位数%未満だと言われています。
市民ランナーとして上級レベルのスピードと、
本格的な練習を継続する必要があります。
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フルマラソンをサブスリーで完走する為には、
1㎞4分15秒ペースで42㎞余りも、ゴールまで
走り続けなければ達成できません。
1㎞4分15秒平均で走り続けると、10㎞通過が42分30秒で、
ゴールタイムは2時間59分20秒となります。
まずはスピード、10㎞38分以内を目指そう
現実的に考えて、フルマラソンをサブスリーで完走する為には、
10㎞を38分以内、ハーフなら1時間25分以内位の走力が、
一つの目安になりそうです。
僕の経験上、その位のスピードがあればサブスリー達成は、
可能なレベルだと思います。
しかしながら、この位のスピードが最低ラインに近い数字に
なるのかもしれません。
スタミナ型ランナー、スピード型ランナータイプなど、人には
得手不得手が有り、個人差があるからです。
スタミナ型タイプのランナーは、もう少し10㎞の持ちタイムが
遅くてもサブスリーを達成できる人もいます。
(シビアな練習量が要求されると思いますが)
逆に、スピード型ランナーの場合、もう少し10㎞のタイムが速くても、
後半失速してサブスリーで走れない人もいます。
サブスリーで完走するには、1㎞平均4分15秒のスピードで
走り続ければ良いので、10㎞42分30秒ペースで可能なのですが、
機械のように、最後まで全く同じペースで42・195㎞を走り続ける
為には、走力に余裕がなければ無理です。
始めは良くても、終盤に差し掛かる頃には疲労が積み重なり、
じわじわとペースが落ちてきます。
フルマラソンは30㎞を過ぎてからが別世界の勝負です。
そこからの身体の動きは全く別物になってしまいます。
前半にタイムの貯金をしながら、後半に余力を残すスタミナが
ないとサブスリーは達成出来ません。
フルマラソンでサブスリーを狙えるスピードとは、
市民ランナーの現実的な練習環境などを考慮すると、
最低でも10㎞を40分切れる走力が必要だと思います。
10㎞を40分以内で走れないと、スピード的にほとんど余裕がありません。
また、ギリギリのスピードでサブスリーを狙うとなると、
様々な好条件が重ならない限り厳しいのが現実です。
ギリギリのスピードでは、相当シビアな練習量が必要になってきます。
練習時間の確保が難しい市民ランナーにとって、
練習量でスピードをカバーする方法は無理があります。
やはり、現実的な練習量(月間300㎞位)でサブスリーを狙うなら、
10㎞を38分以内で走れるスピードの養成が第一関門です。
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