ふくらはぎは、「第二の心臓」と言われていますが、
どういうメカニズムなのか?
ちょっと気になったので調べてみました。
調べた結果を簡単に説明すると・・・、
「ふくらはぎの筋肉が伸縮することで、
下半身に滞り易い血液を心臓へ押し戻してくれる」
ふくらはぎは、下半身の血液を心臓へ戻すポンプのような
役割を果たしています。
それが、ふくらはぎは第二の心臓と言われている理由でした。
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以下に、ふくらはぎが第二の心臓だと言われるメカニズムを
簡単に説明します。
血液は心臓から押し出されると、動脈を通って身体の末端
までながれます。
心臓の筋肉の収縮により、血液を勢いよく押し出すことで
血液が身体の末端まで運ばれています。
そして、末端まで流れついた血液は、今度は静脈を通って
心臓まで押し戻されているのですが、静脈は動脈に比べて
弾力性に乏しく、心臓が血液を押し出してくれません。
周囲の筋肉の伸縮と、心臓の筋肉の拡張によって血液を
押し戻しています。
心臓よりも上にある血液(頭や首など)は、重力によって
簡単に心臓まで戻りますが、下半身に下がっている血液を、
重力に逆らって心臓に戻すということは大変なことです。
心臓の筋肉が弛緩して静脈血を受け入れようとしますが、
心臓の力だけでは足りません。
そこで、心臓から遠い足の静脈血を戻す為に、心臓に代わって
ポンプの役割を果たしているのがふくらはぎです。
ふくらはぎの筋肉が伸縮することで、静脈に圧力をかけて、
血液を心臓に押し戻す働きをしているのです。
下半身には、全身の血液の約6~7割が集中しているそうです。
その血液量を、ふくらはぎの筋肉がしっかりと伸縮することにより、
重力に逆らって心臓に戻しているのです。
正しく、ふくらはぎは第二の心臓なのです。
ということは、ふくらはぎが冷えて硬くなったり、筋肉が衰えたり
するとどうなるか?・・・。
ポンプ機能が低下すると静脈血が、正常に心臓に戻らなくなって
しまう恐れがあります。
そうなってしまうと、下半身の血行が悪くなり、全身の健康状態に
悪影響が及ぶ可能性があります。
そういった身体の血液循環のメカニズムを考えると、ふくらはぎは
第二の心臓ですし、全身の健康の要とも言えるでしょう。
頭寒足熱という諺通り、ふくらはぎは冷やさないように、いつも
温めることが健康の基本とも言えそうです。
ふくらはぎ温め健康法は、アスリートにとって必須では
ないかと思います。
そんな訳で僕はふくらはぎ温め健康法を実践しています。
↓ふくらはぎは第二の心臓だと・・・分かりやすい動画もありました↓
↑以上の動画をYouTubeで見つけたのですが、何故?ふくらはぎが
第二の心臓と呼ばれるのか?そのメカニズムについて、分かりやすく
解説されて勉強になったので、シェアしたいと思います。
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